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「受験英語=話せない」は誤解!英会話エスティームが語る“使える英語力”の育て方

受験英語は無意味?と思っているあなたへ|英会話ごっこでは育たない“本物の英語力”とは

「受験英語は役に立たない」「試験英語では話せるようにならない」——そんな声をよく耳にします。しかし、それは本当でしょうか?

英会話エスティームでは、20年以上の指導を通じて、「受験英語を土台にして、実践力まで育てる」ことの可能性を証明してきました。この記事では、その誤解を紐解きながら、英語力を本質的に伸ばす学び方についてお伝えします。

よくある誤解「受験英語は使えない」なぜ受験英語は嫌われるのか?

「定期テストのためだけの暗記」「無味乾燥な例文ばかり」「文法問題を解いても、全然話せるようにならない」

こうした経験から、受験英語に苦手意識を持っている人も多いはずです。

たしかに、教える側が「なぜこの文法が重要なのか」「どう活かせるのか」という視点を欠いたまま指導している場合、英語は“点取りゲーム”になり、本来の意味を見失ってしまいます。

でも本当に使えない?構文力・語彙力の土台としての強み

逆に、難関大学に合格した生徒や英語の読み書きが得意な人たちに共通するのは、構文力・文法力・語彙力の「圧倒的な基礎の強さ」です。

・ニュース記事や英文エッセイを読みこなせる
・英検1級やTOEFLの長文問題にも努力すれば後に冷静に対応できるようになる
・文法が身についているからこそ、正確に伝わる英語が書ける・話せる

こうした力は、表面的な「会話のやり取り」だけでは絶対に身につきません。
受験英語で養われる精度の高い英語力は、将来的に「自分の言葉で世界に発信する」力の種になるのです。

「英会話ごっこ」では、本当の英語力は育たない

30人40人の教室で“話す”授業が成り立つか?

学校の英語教育が「会話中心」に傾いている昨今、「もっと話せる授業を」といった声が大きくなっています。しかし、現実を見てみましょう。

1クラス40人の教室で、生徒一人あたりが発言できる時間は、1時間授業でほんの数十秒程度です。
しかも、そのやりとりはたいてい、「How are you?」「I’m fine, thank you.」というような、意味の深まらない“決まり文句”の応酬で終わってしまうことが多いのです。

それが、本当に「英語を使って考える力」を育てていると言えるでしょうか?

通じればOKではない。評価される英語には“正確さ”がある

もちろん、「通じればOK」の段階も大事です。ですが、将来ビジネスや留学、論文発表などの場面で求められるのは、「通じる英語」ではなく「正確で信頼される英語」です。

そのためには、「主語と動詞の一致」「時制の感覚」「意味の通る構文」を自力で構築できる力が必要です。
そしてそれは、まさに受験英語が育ててきたものです。

accuracy(正確さ)VS fluency (流暢さ)という議論が一時期盛んだったことがありますが、あくまで accuracy があっても fluency であるべきです。このことを無視し、短絡的速読を促す指導者が少なくないのは残念な現実です。

英語を話せない時代にこそ、受験英語は意味を持つ

英語教育は「全員が話せる」ことがゴールではありません。そもそも、すべての人が将来英語を話す必要があるでしょうか?

地方で働く農業従事者、国内企業で働く人々、介護・福祉などの分野…すべての職種で「話す英語」が必要になるとは限りません。

それでも、英語を学ぶことには意味があります。なぜなら、英語を学ぶ過程で養われる「構造を読み解く力」「他文化を知る視点」「論理的に表現する力」こそが、将来のあらゆる選択肢の土台になるからです。

必要なときに立ち戻れる“思考の種”をまくことが大切です。高校時代に受験英語を通じて、英文法や構文にしっかり取り組んだ人は、30代や40代で「もう一度英語を勉強しよう」と思ったとき、圧倒的に早く再スタートできます。

英語教育は、「今すぐ話せるようにすること」ではなく、「必要なときに力を育て直せるような思考の種をまいておくこと」が最大の使命ではないでしょうか。

実践例①:昇進を勝ち取ったビジネスマンの逆転劇

ある受講生は、TOEICスコアが700点台で長年停滞していた状態からスタートしました。
独学では話す力が伸びず、外国人とのパーティーで自分の考えをうまく伝えられなかったという悔しい経験を経て、当校エスティームに通い始めたのが2011年11月のことです。

そこから約3年間、発音・文法・リスニング・ディスカッションといった多角的なトレーニングを積み、気づけばTOEICは830点に。特別な試験対策をしたわけでもないのにです。
最終的には英語力を評価され、希望の部署への昇進が実現。「英語が人生を変えてくれた」と語る彼の成功は、受験英語を土台とした“積み上げ”が実を結んだ一例です。

その他の受講生の生の声も是非お読み下さい。

実践例②:TOEIC450点から、海外商談の第一線へ

もう一人の受講生は、外国人富裕層向けの旅行事業を担当するため、金沢に転勤してきたばかりのビジネスマン。英語に自信があったはずが、入社直後のTOEICは450点。電話の英語も全く聞き取れず、落胆していたそうです。

そんな彼に紹介されたのがエスティームでした。週1回のマンツーマンレッスンで彼が受けたのは、「押し付け型」ではなく、「実務に直結したレッスン」。

結果として、わずか8ヶ月後には、フランス・カンヌでの国際商談会で堂々と英語でビジネス交渉をこなすまでに成長。最終的にはTOEIC845点を記録し、英語で世界と戦う力を身につけました。

英語教育の本質とは何か?

英語を話す力を今すぐ手に入れさせる、という「英会話ごっこ」は、長期的な視点で見ればむしろ足を引っ張ることもあります。

重要なのは、将来いつか本当に必要になるその時のために、「言語を正しく理解し、組み立て、使える力」を育てておくこと。

それはまさに、受験英語が得意とする領域です。
今すぐ話せなくてもいい。必要な時に立ち戻れる「深い理解の土台」こそ、真の武器になるのです。

まとめ|受験英語は、未来のための投資である

英語が話せるかどうかを「今」で判断してはいけません。本当に必要になるのは、昇進のチャンスを手にしたとき、海外の商談に立つとき、あるいは人生の転機に訪れる「英語で切り拓く場面」です。

英語教育は、そんな未来の自分への“種まき”です。受験英語をただの記憶ゲームで終わらせず、本質的に学び直すことで、英語は「話せる」だけでなく「生きる力」となります。

あなたの中にも、すでに眠っている“使える英語”があるかもしれません。それを呼び起こし、磨き直すことこそが、今できる最も確かな準備です。

英会話エスティームではその眠っている英語力を完全個別オーダーメードレッスンで最大限に引き出していきます。もちろん中学英語の基礎が完全に欠如している方は一から学び直しを促します。