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英語リスニングができない本当の理由|解読から読めるようになるためのリスニング上達方法

【英語リスニングが苦手な理由】「英語は読めるけど聞き取れない」を根本解決する方法

英語学習者の中には、「英語は読めるけど、聞き取れないし話せない」という悩みを抱えている方が多くいます。

しかし、ここで一つ疑問に思うことがあります。「英語が読める」とは、本当にどういうことなのでしょうか?

この記事では、「読めるのに聞き取れない」原因を深掘りし、リスニング力を劇的に伸ばすための正しい読み方を詳しく解説します。

英語を「読める」って本当?あなたの読み方をチェック!

英語が読めると感じている方の多くが、実は次のような読み方をしています。
中学生レベルの英文を例に説明します。

英文例
I went to the library to study for the test.
これを日本語に訳すとき、次の順番で理解していませんか?

I → 私は
for the test → テストのために
to study → 勉強をするために
to the library → 図書館へ
went → 行った

つまり、一度英文を読んだ後、前に戻ったり、後ろに進んだりしながら理解しているのです。

これがリスニングができない最大の理由!

これがリスニングができない最大の理由!
ここで考えてみてください。リスニング中に、聞こえた音を巻き戻すことはできるでしょうか?
当然、できませんよね。
つまり、情報処理を「右から左へ」戻るように行っている限り、リスニング力は伸びにくいのです。

リスニングが苦手な原因は一つではありませんが、多くの場合、「音を聞き取れない」ことよりも、「英語を英語の語順で理解できない」ことに原因があります。

厳しいようですが、今のあなたの英語の読み方は、「読む」のではなく「解読」しているに過ぎないのです。




英語を「英語の語順」で読む!これがリスニング上達の鍵

リスニング力を本気で伸ばしたいなら、英語を左から右へ、英語の語順のまま読む訓練が不可欠です。

同じ例文で見てみましょう。
I went to the library to study for the test.

英語の語順通りに理解すると…
私は → 図書館へ行った → 勉強するために → テストの
と、自然な流れで内容が頭に入ってきます。

これができるようになれば、リスニングもスムーズに理解できるようになります。

本格的な英文リスニング例(CEFR B2レベル)

さらに、実際のネイティブスピーカーが話すレベルの英文を見てみましょう。
以下はCEFRレベルでB2レベル相当のリスニング素材です。

英文例

Back in 1997, Reed Hastings and Marc Randolph started Netflix with a library of 900 films that could be rented for $0.50 each for a maximum of one week. By 1999, they’d changed the business to a subscription model, where customers could select which films they wanted online.

日本語訳はこのようになります。

1997年、リード・ヘイスティングスとマーク・ランドルフは、
1本0.50ドルで最大1週間レンタルできる900本の映画ライブラリーでネットフリックスを立ち上げた。
1999年までに、彼らはビジネスを定額制モデルに変更し、
顧客がオンラインで好きな映画を選べるようにした。

このように、節(=文のかたまり)と句が非常に多いのが特徴です。

リスニングでは「巻き戻し」は一切できません。
英語の語順で、情報をどんどん処理していく必要があります。

下の画像のようなイメージで読みましょう。

英語の語順のままで解読せずに読む方法

まとめ:英語を「解読」している限り、リスニングは永遠に伸びない

もしあなたが、今まで英文を戻って「解読」していたのなら、今すぐこの習慣をやめましょう。

英語を英語の語順で自然に理解する訓練が、リスニング力を劇的に向上させます。とはいえ、長年染みついた悪い癖を自力で直すのは簡単ではありません。
そんなときは、英会話エスティームのプロフェッショナルレッスンがおすすめです!

正しい読み方を身につけて、あなたも「聞ける」「話せる」英語力を手に入れましょう!

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