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学習者体験記から読み解く英語習得の鍵

学習者体験記から読み解く英語習得の鍵

金沢市英会話エスティームは開業以来、多くの生徒さんの英語習得を支えてきました。その生徒さんの多くが自らの体験談を正直にサイトのために投稿してくれています。その体験記には英語学習成功の鍵となる情報が多く含まれています。このブログでは実際の投稿文をいくつか紹介し、その内容を英語コンサルタントである私が吟味し、成功への鍵となるメッセージを読み解き分析したいと思います。成功した生徒さん自身の声ですので、かなり参考になるでしょう。今英語学習で悩まれている方是非一読下さい。

英会話エスティーム受講生の成功事例

ケース1 小学生中学生兄弟がTOEICで800点超900点超

海外のインターナショナルスクールに通う小学生と中学生の息子二人が、オンラインレッスンを受講しています。ケンブリッジ英検FCEの試験対策で教室を探していたところ、エスティームのホームページに出会いました。長男はすでにFCEを取得済みでしたが、より高い点数での合格を目指し、次男は新たに合格することを目標にしていました。連絡を取ると、すぐにサンプル問題を送ってくださり、二人それぞれの弱点や強化すべきところを分析してくださいました。その後、長男は文法や単語のパラフレーズに重点をおき、次男は単語力と文章読解を中心にレッスンを進めました。そして半年後には、長男は点数が上がっての合格、次男もFCEに合格することができました。長男は現地の語学学校へも通いましたが点数が伸び悩み、次男は小学生で年齢が若いと受講すらできずにいたため、清水先生は救世主でした。また、試験対策以外にも、現地学校で指摘されたことを相談すると、その内容を盛り込んだ、プライベートならではの個人に合ったレッスンをアレンジしてくださいます。レッスンでは、先生の幅広い単語や文法の知識を子供にもわかりやすく、集中力が切れることなく工夫して、楽しく英語の理解を深めています。
遠く離れた海外からでも、清水先生のレッスンを受講できたおかげで、英語に苦手意識を持つことなく、1年後のTOEICでは長男は900点超え、次男は800点超えと、着実に英語力を伸ばしていると感じています。

この兄弟の上達のスピードは驚異的です。二人はインターナショナルスクールに通っていて英語で授業を受けているという、特殊な事情があるとはいえ、誰でもこの二人のようになれるわけではありません。
「長男は現地の語学学校へも通いましたが点数が伸び悩み」というエピソードにあるように、対策が的外れだと効果は表れません。

インターナショナルスクールでは多国籍の生徒が学んでいます。外国語としての英語学習の課題というのは話者の母語によって違います。先生の母語が英語(もしくは英語に近い場合)アジア出身の生徒さんの抱える学習課題に寄り添った指導ができないケースが多くあります。この二人のケースの場合は、日本人学習者の弱点を知り尽くした私の指導が功を奏した、典型的例です。

ケース2 TOEIC点数アップの鍵はTOEIC対策ではない!

エスティームに初めてお伺いしたのは、2010年の11月でした。普段から英語ができるようにな りたい、という思いはあり、独学で勉強していましたが、TOEIC700点前後で停滞していた時期でした。TOEICの点数がある程度あるということで、 上司の指名で外国からのお客さんを招いたパーティーに参加させて頂きましたが、会話の訓練をしていなかったため自分の考えを伝えることができず悔しい思い をしました。

そこで会話の訓練が必要だと思い、レッスン教室を探しましたが、どこも高額のレッスン代で悩むばかりでした。そこでエスティームを見つけ、リーズナブルなレッスン代、「英語を教えるプロ」という言葉にひかれ通わせて頂くことにしました。

2年10ヶ月の中でレッスン内容は、発音・文法・リスニング・ディスカッションなど多岐にわたり、その都度必要なレッスンを準備して頂きました。まさにオーダーメードの名に恥じないものでした。長い間通っていましたが辞めたいと思ったことはなく、特に対策もしていないのに、TOEICは830点まで伸びていました。

仕 事で英語力が評価され、希望の部署への転属が決まったため、残念ながら退塾することになりましたが、転勤がなければずっと続けていたでしょう。まさにエス ティームの授業が私の人生を変えるものとなりました。本当に英語力をつけたいビジネスマンの方!おすすめです!
(HM様)

この体験記で大切な部分は「特に対策もしていないのに、TOEICは830点まで伸びていました。」でしょう。英会話エスティームではTOEICに特化した対策もできますが、積極的におすすめしません。なぜでしょうか。それはTOEICが欠陥だらけのテストだからです。少し試験対策すれば点数が上がるようなテストは良いテストとは言えません。

試験対策ストラテジー=本質的全般的英語力向上 であれば問題ないとは思いますが、そういった試験は日本には人気がありません。ケンブリッジ英検やIELTSは、私の体験から、本質的全般的英語力向上につながると断言できます。しかしそういう試験はあまりにも高額です。

TOEICを受験することは反対しません。受験するのであれば対策なしで受けることをおススメします。対策なしで取得した点数は、あなたの現在の英語力を正確に反映することになるでしょう。本質的向上を支援するのは英語コンサルタントである私の役割だと思っています。


ケース3 単語は長文の中で!

私は三年前、県内有数の進学校に入学しました。この学校は中学三年生の頃の私の学力より、少し上で難しいかもしれないと言われていましたが、落ち着いて勉強や部活に取り組め、とても楽しそうなその志望校に行きたいと強く思っていたので、挑戦してみました。そして見事に合格しました。
  ですが、やはり私の学力より上を受けてしまったということもあり、勉強についていくのはとても大変でした。特に、英語はとても苦手でした。正直、長文を見るだけで、頭が痛くなるようで、読む気もおこらず、「こんなの読めないに決まっているだろう」という感じでした。そして模試では200点満点中70点程度というような、もうどん底でした。
  でも、そんな点数ばかりを取っているとやはりだんだん危機感を抱いてきました。このままではまずいと思いました。そして一年生の冬、親戚が自分も通っている英語教室を紹介してくれました。そこの先生は英語がペラペラで、発音も今まで聞いたことのないくらいに良い!と聞いて、なんかすごい、そんな先生に英語を教えてほしい、点を上げたい!と思いました。そして二年生から、清水先生にお世話になることになりました。
  今でも覚えていますが、第一回目のレッスンは本当にびっくりしました。こんな発音が良くて、ペラペラな先生は見たことがない!と。まるで外人さんがしゃべるようです。清水先生は最初に発音記号や発音の仕方を教えてくれました。こんなことは学校では教えてくれません。そして、英語は文法が大切だということで文法をし、速読英単語の入門編から徐々に進めていきました。そんなふうに速単の長文を読んでいくうちに、英文にも少しづつ慣れていき、前ほど抵抗がなくなっていきました。 
 そして気づいたことがあります。それは単語はただ覚えたものよりも、長文に出てきて覚えたものの方が、頭に残っているということです。その時、清水先生が言った「速読英単語をただの単語帳にするのはもったいない」という意味が実感できました。次の速読英単語必修編が終わると、もう少し長い長文を読むことになり、より長い長文を読むようになりました。
 点数は上がりましたが思うようには上がりませんでした。しかし、清水先生とやっている毎回の長文を読むこと、家でレッスン中にした長文の日本語訳をきちんと書くこと、長文の中で出た単語を覚えることを繰り返しました。そして高校三年生の夏の模試、ぽーんと点が上がり200点満点中120点位になりました。びっくりしましたが、清水先生とやってきたことが、あまり実感はないかもしれないけど、ちゃんと確実に力につながっていることに気づきました。
  もっと私はやる気が出てきました。センターまで繰り返し長文を読んでは訳を書き、単語を覚えました。センター直前にはセンター対策もしてくれました。ついにセンター当日、緊張しましたが、今までやってきたことを信じて頑張るという意気込みで受けました。終わったあとは、「どうかな、あまり自信ないかも」と思いました。ですが、自己採点してみてびっくりしました。200点中、154点ありました。これは私の今までで最高得点です。本当にうれしかったです。考えてみれば、当初から84点アップしたということになります。本当に本当にうれしいです。
  実をいうと、リスニングも私なりには良い点で50点中32点でした。これは多分、発音の良い清水先生の英語を毎回聴いて耳が英語に慣れたからであるのかな、と思いました。当初からは考えられないような点数が得られたのも、清水先生が教えてくれたおかげです。本当に感謝しています。

この体験記の肝は「単語はただ覚えたものよりも、長文に出てきて覚えたものの方が、頭に残っているということです。」という部分でしょう。残念なことにいまだに多くの学校が従来の単語帳をまだ一括採用しています。確かに、英語が苦手なのに「速読英単語」のような英文を読まないといけないものを使っても意味はない、と考えるのは自然です。ただ、それは大きな間違いです。単語だけ覚えても長文を読めるようにはなれません。英会話エスティームではそのジレンマを見事に解決するカリキュラムを提供しています。

ケース4 英語に対する頭の中のロジックを変える

清水先生にご教授頂いたおかげで、私の英語力は格段に伸びました。最初は主要5教科の中でも足を引っ張ってしまうような英語の出来だったのですが、エスティームに通いだしてからは、英語に対する頭の中のロジックがガラリと変わりました。学校や当初通っていた学習塾では、英語は個別の文法事項がそれぞれの英文に対応して出来上がっていると教えられたので、その大量の文法事項を記憶する必要がありました。ですが、エスティームでより詳しく教えてもらったSVOCの概念など英文の中でどのように単語同士が関係を持っているかということを意識しだしてからは、独立していた文法事項も全て一元化されて見えました。それからの英語力の上昇は早く、僅か一年半で宮村英語賞や、英検準一級、TOEFL78点など以前の自分では考えられないほどの成果を出すことができました。清水先生の授業では、英語を暗記ではなく、その底に流れている理論からしっかりと掘り下げて教えてくださります。それがわたしにはとても合っていたし、そのおかげで英語を自分で自由に使っていけるレベルにまでなれたのだと思います。これからは英語を使って生きていくので、今思うと清水先生との出会いのおかげで人生が変わったと言っても過言ではありません。本当にありがとうございました。
(Y.S様)

この体験記の中で一番大切な部分は次だと思います。
「学校や当初通っていた学習塾では、英語は個別の文法事項がそれぞれの英文に対応して出来上がっていると教えられたので、その大量の文法事項を記憶する必要がありました。」
英語は暗記科目だと皆さん思っていませんか。大量の個別の文法事項をただ覚えなさい、と言う先生は塾にも学校にも多くいます。これでは本物の学力は身につきません。五文型が完璧なアンサーとは言いませんが、西洋の言語と構造が全く違う英語を習得するには、どうしても五文型は避けることはできません。大量の文法事項を覚えてもかまいませんが、その土台となる文構造が透けて見えるようにならないといけません。英語を暗記科目だと考えている生徒さんはまず、その認識を根本的に変えないといけません。そのお手伝いができるのが英会話エスティームです。