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英語の構文150で覚醒した私の英語人生|自叙伝Part15

英語の構文150で覚醒した私の英語人生|自叙伝Part15

はじめまして。金沢市のオンライン英語教室「エスティーム」代表の清水です。高校生のみなさん、美誠社の『新英語の構文150』はお持ちでしょうか? また、社会人のみなさんも、多くの方がこの本にお世話になったことでしょう。

でも……きっと「つまらない」と感じたのではないでしょうか。
確かに素晴らしい名著ですが、いかんせん例文が無機質なのです。そこで、この『構文150』の有用性を証明するために、収録されている構文だけを使って、私自身のリアルな人生のエピソード(自叙伝)を綴ってみました。

実はこの自叙伝、単に楽しい読み物というだけではありません。世界最高峰の英語資格「ケンブリッジ英検C2 Proficiency」を持つ私自身が、現在の難関大学入試で求められるCEFR B2〜C1レベルの高度な語彙や、生きた文脈を読み解く力を自然に養えるよう、あえて手応えのある英語で執筆しています。

無機質だった構文に命が吹き込まれると、驚くほどスッと頭に入ってくるはずです。ぜひブログを読む感覚で、楽しくマスターしていきましょう!お楽しみに。

Story85 - イギリスにおけるジャガイモとカレーと文化の発見

今回は英語の構文150 Second Edition からです。



構文38 A is to B what C is to D
Story 85




Potatoes, Curry, and Cultural Discoveries in the UK




It is often said that traditional British cuisine is bland without heavy seasonings to bring out its flavor. My first experience with it certainly lived up to that stereotype. Most of the dishes I had were served with mashed potatoes, which I was not used to in Japan. Soon I made an analogy: rice is to the Japanese what potatoes are to the British.


In stark contrast to these home-style meals, dining out was a delight; I particularly relished dining at the many Indian restaurants in Cambridge with my friends. What I found intriguing was that each restaurant seemed to represent a specific region in India, thereby bringing out entirely distinct flavors and characteristics. Although I occasionally venture into an Indian eatery in Kanazawa, none have quite matched the impressive experience I had in the UK.






伝統的なイギリス料理は、その味を引き出す強い調味料がないと素っ気ない(味が薄い)とよく言われます。私の最初の英国料理体験は、まさにそのステレオタイプ通りのものでした。食べた料理のほとんどにはマッシュポテトが添えられており、日本から来た私には馴染みのないものでした。ほどなくして、私はひとつの比喩(アナロジー)を思いつきました。日本人に米があるように、イギリス人にはポテトがあるのだと。


こうした家庭的な料理とは劇的な対比をなすように、外食は素晴らしい喜びでした。特に友人たちとケンブリッジにあるたくさんのインディアン・レストランを訪れるのが実に楽しみでした。興味深かったのは、それぞれの店がインドの特定の地域を代表しているようで、完全に異なる風味や特徴を醸し出していたことです。現在でも金沢で時々インド料理店に足を運ぶことがありますが、イギリスで経験したあの感動的な体験に並ぶものはひとつもありません。







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


今回のエッセイの核となる、知的な表現を支える重要な構文ポイントを解説します。



【1. A is to B what C is to D(AのBに対する関係は、CのDに対する関係と同じだ)】

·構造: [rice is to the Japanese what potatoes are to the British.]

·解説: この構文は黄金比のカタチ(A : B = C : D)をしています。数学の「比」の式と同じ構造で、異文化の違和感(馴染みのなさ)を自分たちの文化の軸(日本人にとっての米)と結びつけることで「主食・文化の核」として納得へと変える知的で美しい比喩表現です。



💡 構文の深掘り&バリエーション:

·なぜ what が使われるのか?: この what は関係代名詞で asjust as の役割を果たしています(例:Rice is to the Japanese as potatoes are to the British.)。現代英語では what を使う形が最も洗練されたスタイルとして好まれます。

·語順を入れ替えるパターン: What C is to D, A is to B.(例:What reading is to the mind, exercise is to the body. = 読書が心を鍛えるように、運動は身体を鍛える)

·その他の例: Leaves are to the plant what solar panels are to a house.(ソーラーパネルが家に対する関係は、葉が植物に対する関係と同じだ)





💡 まとめの一言: カジュアルな「It's like...」に比べ、A is to B what C is to D を使うことで、文章全体の格が上がり、単なる旅行の感想から「深い文化的考察を伴う知的なエッセイ」へと進化します!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·traditional cuisine (【名】伝統料理 ―― その国や地域で古くから受け継がれてきた食文化)

  • ·bland (【形】味が薄い、素っ気ない ―― イギリス料理などの説明でよく使われる、風味や刺激に欠ける状態)

  • ·live up to a stereotype (【熟】ステレオタイプ通りである ―― 前評判や典型的なイメージ通りの体験をする)

  • ·make an analogy (【熟】比喩を用いる、類推する ―― A is to B... の構文へつなぐ知的で自然な前置き表現)

  • ·in stark contrast to... (【熟】〜とは対照的に ―― 際立った強い対比を印象的に表現する連語)

  • ·relish (【動】〜を心から楽しむ、美味しく味わう ―― 単なる enjoy よりも「噛みしめて堪能する」ニュアンス)

  • ·intriguing (【形】(好奇心をそそられて)興味深い ―― interesting よりも知的な響きを持つ表現)

  • ·bring out (【熟】(魅力・特徴・味を)引き出す、醸し出す ―― 隠れた良い部分を表面に際立たせる)

  • ·venture into... (【熟】(思い切って)〜に入る ―― あえて普段行かない場所や店などに足を踏み入れる)

  • ·eatery (【名】飲食店、食堂 ―― restaurant よりも少しカジュアルでこなれた表現)




Story86 - 琵琶湖のほとりで学んだ学歴社会



構文112 hardly(scarcely) ~ when
Story 86




Beyond Lake Biwa: Lessons in Academic Hierarchy




One summer, I decided to earn as much money as possible to make my campus life more comfortable. Driven by the thought of maximizing my earnings, I applied to Kyoto Shingaku Kyoshitsu, a giant juku chain dominating the Kansai market. The name naturally led me to assume that I would be working somewhere in Kyoto, so I eagerly accepted the offer after passing the final interview.


However, hardly had I learned where I would be assigned for the summer intensive courses when I was taken aback: not Kyoto City, but Katada in Shiga Prefecture, on the shores of Lake Biwa. It required a 30-minute bus ride from my apartment, followed by another 20 minutes on the train from Kyoto Station.


That was when I confronted the stark reality of the part-time job market: a hierarchy based on university prestige. The prime slots in Kyoto were reserved for Kyoto University and Doshisha students, while we Ritsumeikan students were relegated to second-tier roles. As a "Ritchan"—a nickname for Ritsumeikan students—I simply had to endure this unspoken stratification.






ある夏、私は大学生活をもっと快適にするため、できる限りお金を稼ごうと決意した。収入を最大化したい一心で、関西市場を席巻する大手塾チェーン「京都進学教室」に応募した。その名称から、当然京都のどこかで働けるものと思い込んでいたため、最終面接を通過した後は喜んで採用を受け入れた。


しかし、夏期講習の配属先を知るやいなや、私は絶句した。京都市内ではなく、滋賀県は琵琶湖のほとりにある堅田(かたた)だったのだ。アパートからバスで30分、さらに京都駅から電車で20分もかかる場所だった。


その時こそ、私がアルバイト市場の厳然たる現実——大学の名声に基づくヒエラルキー——に直面した瞬間だった。京都の好立地なコマは京都大学や同志社大学の学生のために確保されており、私たち立命館大学の学生は二流の役に追いやられていたのだ。「リッチャン」——立命館生の愛称——として、私はこの暗黙の階層社会をただ耐え忍ぶしかなかった。







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


今回のエッセイの核となる、落胆のスピード感をリアルに伝える重要構文を解説します。



【1. hardly ... when ~(~するとすぐに… / ~するかしないかのうちに…)】

·構造: [hardly had I learned ... when I was taken aback]

·解説: 「〜するとすぐに…」という意味を表す超重要構文です。文頭に否定の副詞 hardly が来ることで、主語と動詞が入れ替わる倒置(had I learned...)が起こります。



💡 構文の深掘り&バリエーション:

·時制のルール: 主節は過去完了形(had learned)、when 以下の節は過去形(was taken aback)にするのがお約束です。

·言い換えパターン: Scarcely had I learned ... when(before) ...No sooner had I learned ... than ... でも全く同じ意味を表現できます。

·文中での役割: 事実を淡々と伝えるだけでなく、「配属先を知った瞬間の衝撃と落胆」のスピード感を劇的に際立たせる効果があります。





💡 まとめの一言: hardly... when の倒置構文を使うことで、感情の揺れやドラマチックな展開を生き生きと描く知的で躍動感のあるエッセイに仕上がります!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·maximize (【動】〜を最大化する ―― 稼ぎを極限まで増やそうとする意気込み)

  • ·assume (【動】〜と思い込む、仮定する ―― 確証がないまま「当然こうだろう」と信じること)

  • ·be taken aback (【熟】びっくりする、あっけに取られる ―― 予想外の事態に思わずのけぞるような衝撃)

  • ·confront (【動】〜に直面する、対峙する ―― 厳しい現実を突きつけられる様子)

  • ·stark (【形】厳然たる、殺伐とした ―― 隠しようのない冷酷な真実)

  • ·prestige (【名】名声、威信、名門度 ―― 大学のブランド力や社会的格付け)

  • ·relegate A to B (【熟】AをB(低い位置)に追いやる ―― 下位の役割や不人気な勤務地に配置されること)

  • ·stratification (【名】階層化、階級制 ―― 学歴などによる目に見えない格差構造)




Story87 - 本気の決意が流させた涙

今回は英語の構文150 Second Edition からです。



構文79 make it a rule to 不定詞
Story 79




Tears of True Commitment




When a prospective student applies to Esteem School of English, I make it a rule to demonstrate my teaching prowess and philosophy without any sales pitch.


Once, a high school student who wished to pass the Eiken 2nd grade took my trial lesson. I showed her a list of 20 minimal phrases that had actually appeared on a previous exam, which proved a bit too much for her. Unable to translate most of them into Japanese, she burst into tears. Initially, seeing her cry made the trial seem like an utter fiasco, as she and her mother left without signing up.


To my great surprise, her mother called me later to say that her daughter was keen on taking my lessons. In hindsight, I realized that her tears in front of her mother were a sign of true commitment—a memory I will always cherish. Never before in a trial lesson had I seen a student cry like that.






エスティーム・スクール・オブ・イングリッシュに入学を検討している生徒が申し込んできたとき、私は売り込みの営業トークを一切せず、自分の指導力と指導理念を実演して示すことにしています。


かつて、英検2級の合格を目指すある高校生が、私の体験レッスンを受けに来ました。私は彼女に、過去問で実際に使われた20のミニマルフレーズのリストを見せたのですが、それは彼女にとって少しハードルが高すぎたようでした。ほとんどのフレーズを日本語に訳すことができず、彼女はポロポロと涙を流し始めてしまったのです。最初は、彼女が泣く姿を見て、彼女とお母様が入会せずに帰ってしまったこともあり、体験レッスンは完全な大失敗に終わったかのように思えました。


しかし大変驚いたことに、後になってお母様からお電話があり、娘がぜひ私のレッスンを受けたいと言っているとおっしゃるのです。後から振り返ってみると、母親の前で流した彼女の涙は、彼女の本気の覚悟の表れだったのだと気づきました。それは私にとって、これからもずっと大切にしていきたい思い出です。体験レッスンで、生徒があのように泣くのを見たことは、後にも先にも一度もありません。







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


指導ポリシーの軸を示す重要構文と、物語の感情表現を支える文法ポイントを解説します。



【1. make it a rule to 不定詞(〜することを習慣[決まり]にしている)】

·構造: [I make it a rule to demonstrate...]

·解説: it は形式目的語であり、真の目的語は後ろの to demonstrate...(不定詞)です。「〜することを自分のルール(決まり)として行動する」という強い意思や習慣を表します。



💡 構文の深掘り&バリエーション:

·「too ... for A」構文: proved a bit too much for her(彼女にとって少し過剰・負担が大きすぎると判明した)。

·否定語文頭の倒置構文: Never before ... had I seen ...否定の副詞 Never before が文頭に出ることで、助動詞+主語(had I)の倒置が起こり、体験レッスンでの強い経験を強調しています。

·知覚動詞の活用: see + O + 原形不定詞seen a student cry)で「生徒が泣くのを見る」という意味を形成しています。





💡 まとめの一言: make it a rule to... を使うことで、自身のプロフェッショナルとしての確固たるポリシーや行動規範を簡潔かつ知的に表現できます!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·prospective student (【名】入学を検討している生徒、見込み生)

  • ·apply to ... (【熟】〜に応募する、申し込む)

  • ·demonstrate (【動】(実演して)示す、アピールする)

  • ·prowess (【名】優れた技術、指導力)

  • ·philosophy (【名】指導理念、方針)

  • ·sales pitch (【名】売り込み、営業トーク)

  • ·minimal phrase (【名】ミニマルフレーズ ―― 最小限の短い表現)

  • ·appear on ... (【熟】(試験などに)出題される、出る)

  • ·prove (to be) ... (【動】〜だと判明する、〜だと分かる)

  • ·a bit too much for ... (【熟】〜にとって少し負担が大きい、手に負えない)

  • ·burst into tears (【熟】突然泣き出す)

  • ·initially (【副】最初は、当初は)

  • ·utter fiasco (【名】完全な大失敗、惨敗)

  • ·sign up (【熟】申し込む、入会する)

  • ·be keen on [V-ing] (【熟】〜することに非常に意欲的である、〜したがっている)

  • ·in hindsight (【熟】後から振り返ってみると)

  • ·true commitment (【名】本気の覚悟、心からの決意)

  • ·cherish (【動】(思い出などを)大切にする、心に抱く)




Story88- 『母語の危機と外国語学習 — なぜSNS制限が必要なのか』

今回は「英語の構文150 Second Edition」からです。


構文44 関係代名詞の as
Story 88




The Mother Tongue Crisis: Why Short-Form SNS Demands Stronger Limits




Over time, teaching English to junior and senior high school students has become increasingly challenging, as many struggle to decode and process long sentences with multiple clauses. This issue seems to stem not from a lack of English practice, but from their limited exposure to extensive reading passages in Japanese. The proliferation of short-form communication on SNS deprives them of opportunities to read and write extensive texts that express profound thoughts logically. Indeed, it is often argued that this modern mode of communication has eroded reading comprehension, leaving more students unable to fully understand their own school textbooks. Naturally, if they struggle with their native language, processing decent academic English passages becomes a monumental task. After all, proficiency in a second language cannot transcend that in one's mother tongue. Therefore, I wholeheartedly support the idea of restricting or banning SNS use among young people, as currently proposed in countries like the UK and Australia.






中高生に対する英語教育は、時間が経つにつれてますます難しくなっています。多くの生徒が、複数の節を持つ長文を読み解き、処理することに苦戦しているからです。この問題の原因は、英語の練習不足にあるのではなく、日本語の長文に触れる機会が限られていることにあるようです。SNSにおける短文コミュニケーションの蔓延によって、生徒たちは深く論理的な思考を表す長文を読み書きする機会を奪われています。実際、こうした現代的なコミュニケーション様式が読解力を蝕み、自分の学校の教科書すら十分に理解できない生徒を増やしているという主張はよく耳にします。当然ながら、母国語で苦戦しているのであれば、まともな学術的英語の文章を処理することは至難の業となります。結局のところ、第二言語の能力が母国語の能力を超えることはありません。だからこそ私は、イギリスやオーストラリアなどの国々で現在提案されているように、若者のSNS利用を制限あるいは禁止するという考えを心から支持するのです。







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


主節全体の内容を受けて補足説明を加える関係代名詞の用法を解説します。



【1. 関係代名詞の as(〜するように、〜されている通り)】

·構造: [...as currently proposed in countries like the UK and Australia.]

·解説: この as は主節全体(「若者のSNS使用を制限・禁止するという考え」)を先行詞とする関係代名詞(非限定用法)です。as の直後には it is(受動態の be 動詞)が省略されており、完全な形は ...as (it is) currently proposed... となります。「〜されているように」と主節の内容を自然に捕捉・補足説明する役割を果たします。



💡 構文の深掘り&バリエーション:

·「not A, but B」構文: stem not from A, but from B(AからではなくBに起因する)。原因の対比を明確にする重要表現です。

·deprive A of B: deprives them of opportunities...(彼らから〜の機会を奪う)。「剥奪」を表す動詞の基本パターンです。

·分詞構文による結果の表現: ..., leaving more students unable to...(その結果、より多くの生徒が〜できない状態に陥っている)。





💡 まとめの一言: as (is) proposed... のように非限定用法の as を使いこなすと、前述の主張や事実に対して他国の例や背景情報をスムーズに付加できます!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·decode (【動】解読する、読み解く)

  • ·multiple clauses (【名】複数の節[主語+動詞を含むカタマリ])

  • ·stem from ... (【熟】〜に起因する、〜に由来する)

  • ·proliferation (【名】拡散、急増、蔓延)

  • ·deprive A of B (【熟】AからBを奪う、奪い取る)

  • ·profound (【形】深い、深遠な)

  • ·erode (【動】蝕む[むしばむ]、低下させる、侵食する)

  • ·monumental (【形】とてつもなく大きい、途放の無い)

  • ·transcend (【動】〜を超える、〜を凌駕する)




Story 89 - 夜には早すぎた僕らの、イケてないディスコデビュー

今回も英語の構文150 Second Edition からです。


構文143 what with ~ and (what with).........
Story 89




Too Young for the Night: My Awkward Disco Debut




It was back in my high school days when I dived headfirst into the electrifying nightlife of downtown Kanazawa. At the absolute peak of the bubble economy, the neon-lit streets were pulsing with wild energy, packed with flashy entertainment and the legendary discos that had swept down from Tokyo. I remember my heart racing as my friends and I tried to dress to the nines, desperate to look like grown-ups just to get in. We must have pulled it off, because we breezed past the entrance without raising a single eyebrow. However, what with the deafening sound and what with the suffocating smoky air, I couldn’t quite match my friends' wild enthusiasm. Feeling totally awkward and clumsy, I had absolutely no clue how to smooth-talk a girl into a slow dance. On top of that, we were on edge all night, terrified of the catastrophic disaster of bumping into one of our high school teachers, until we finally made it home safe and sound.






それは、私が金沢の繁華街の痺れるような夜の街へ一気に飛び込んだ、高校時代のことでした。バブル経済がまさに絶頂期を迎えていた頃、ネオン輝く通りは荒々しい熱気で溢れ返り、派手な娯楽や東京から押し寄せてきた伝説的なディスコで賑わっていました。ディスコに入るためだけに大人っぽく見せようと、友達と一緒にバッチリ着飾っていた時の、あの高鳴る胸の鼓動を今でも覚えています。僕らの変装は見事に成功したようで、誰ひとりとして怪しむ素振りをみせることなく、エントランスをすんなりと通過することができたのです。しかし、耳をつんざくような大音量の音楽やら、息が詰まりそうなほどのタバコの煙やらで、私は友人たちの野性的なハイテンションについていくことができませんでした。完全に気まずく、場違いな気分になりながら、女の子を口説いてスローダンスに誘う方法なんて皆目見当もつきませんでした。その上、高校の先生の誰かに鉢合わせするという「絶対的な悪夢」に怯え、一晩中ピリピリ神経をすり減らし……ようやく無事に家に辿り着いたのでした。







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


複数の理由(主に困った状況、ネガティブな要因、混乱など)を並べて「あれやこれやがあって大変だった」というニュアンスを伝える接続詞的な表現を解説します。



【1. what with A and (what with) B(〜やら(そして)〜やらで)】

·構造: [...what with the deafening sound and what with the suffocating smoky air...]

·解説: what with の後ろには[名詞]や[動名詞(〜ing)]が置かれます。今回は the deafening soundthe suffocating smoky air という2つの名詞句が並ぶ形です。なお、2回目の what with は省略して what with A and B とすることも可能です。



💡 構文の深掘り&バリエーション:

·what with を使った例文: What with the noise and the heat, I couldn't sleep at all.(騒音やら暑さやらで、全然眠れなかった。)

·smooth-talk A into B: smooth-talk a girl into a slow dance(口八丁で女の子を口説いてスローダンスに誘う)。「説得して〜させる」パターンです。

·分詞構文による補足説明: Feeling totally awkward and clumsy, ... / ..., terrified of the catastrophic disaster...(完全に気まずく感じながら / 〜に怯えながら)。主人公の心理状態を生き生きと描写しています。





💡 まとめの一言: what with A and B を使うと、複数の困難な要因や理由をテンポよく提示し、大変な状況やパニックぶりをニュアンス豊かに伝えることができます!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·dive headfirst into ... (【熟】〜に頭から飛び込む、〜に勢いよく没頭する)

  • ·at the absolute peak of ... (【熟】〜のまさに絶頂期に)

  • ·the bubble economy (【名】バブル経済)

  • ·pulse with ... (【熟】〜で脈打つ、〜で活気に満ちている)

  • ·sweep down from ... (【熟】〜から波及する、席巻してやってくる)

  • ·dress to the nines (【熟】バッチリ決める、きれいに着飾る)

  • ·pull it off (【熟】やってのける、うまく成功させる)

  • ·breeze past ... (【熟】〜を軽々と通り抜ける、すんなり通過する)

  • ·without raising an eyebrow (【熟】怪しまれることもなく、誰も驚かせずに)

  • ·deafening (【形】耳をつんざくような、大音量の)

  • ·suffocatingly (【副】息が詰まるほど、息苦しいまでに)

  • ·out of place (【熟】(周りの雰囲気に合わず)場違いで、浮いて)

  • ·smooth-talk A into B (【熟】口八丁でAを口説いてBさせる)

  • ·on edge (【熟】ピリピリして、神経をすり減らして)





Story 90 - スポーツ界における虐待の消えない傷跡

今回も英語の構文150 Second Edition からです。


構文144 主語・助動詞倒置
Story 90




The Lasting Scars of Sports Abuse




In retrospect, I regret playing basketball in high school, even though I loved it in junior high. If my high school coach were alive today, he would be fired on the spot. He mercilessly slapped players—including me—across the face for any mistake, whether in practice or in official games, right in front of spectators. Today, such physical punishment would never be tolerated; it would immediately draw media attention and be condemned as sheer incompetence.


Sadly, abuse like this remains rampant in sports, and what the media reports is only the tip of the iceberg. The grim reality is that those who suffered abusive treatment often perpetuate the cycle instead of working to eradicate it, which is truly disgraceful. Never will I forgive him for what he put me through. Any abusive coach should, at the very least, be required to undergo anger management training.






振り返ってみると、中学時代はバスケットボールが大好きだったにもかかわらず、高校でも続けたことを後悔している。もし当時の高校のコーチが今も生きていたら、その場で解雇されているだろう。彼は練習中であろうと公式戦であろうと、観客の目の前で、どんなミスに対しても私を含む選手たちの顔を容赦なく平手打ちした。今日では、そのような体罰は絶対に許されない。すぐにメディアの注目を集め、完全な指導力不足として非難されるはずだ。


悲しいことに、このような虐待はスポーツ界において今なお蔓延しており、メディアが報じているのはほんの氷山の一角に過ぎない。厳しい現実は、虐待的な扱いを受けた者たちが、それを根絶するために立ち上がるどころか、しばしばその悪循環を繰り返してしまっていることであり、これは実に情けないことだ。彼が私に味わわせた仕打ちを、私は決して許さない。虐待を行うようなコーチは、最低限アンガーマネジメント講習を受けることが義務付けられるべきだ。







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


否定語を文頭に置いて文全体の意味を強く強調する「否定語の頭出しによる主語・助動詞の倒置」および重要構文を解説します。



【1. 否定語の頭出しによる主語・助動詞倒置】

·構造: [...Never will I forgive him...]

·解説: 否定語(Never)が文頭に来ることで、助動詞(will)と主語(I)の順番が逆転(疑問文と同じ順序)しています。「絶対に〜しない」という強い感情や不退転の決意を強烈にアピールする構文です。



💡 構文の深掘り&バリエーション:

·仮定法過去(Hypothetical Condition): If my high school coach were alive today, he would be fired...(もし〜だったら、…だろうに)。現在の事実とは異なる強い反実仮想を表します。

·whether A or B: ...whether in practice or in official games...(AであろうとBであろうと)。「練習中であれ公式戦であれ」と条件を付け加えています。

·関係代名詞の非制限用法: ..., which is truly disgraceful. 直前の「悪循環を繰り返してしまっていること」全体を指し、「そのことは実に情けない」と解説を補足しています。





💡 まとめの一言: Never + 助動詞 + S + V の倒置構文を使うことで、文章のクライマックスにおいて強い憤りや不変の決意を格調高くドラマチックに表現することができます!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·in retrospect (【熟】振り返ってみると、後から思えば)

  • ·on the spot (【熟】その場で、即座に)

  • ·mercilessly (【副】無慈悲に、容赦なく)

  • ·sheer incompetence (【名】完全な無能、圧倒的な指導力不足)

  • ·rampant (【形】蔓延している、猛威を振るっている)

  • ·tip of the iceberg (【熟】氷山の一角)

  • ·perpetuate the cycle (【熟】悪循環を継続させる・固定化させる)

  • ·eradicate (【動】根絶する、撲滅する)

  • ·put someone through ... (【熟】(人に辛いことなど)を経験させる、味わわせる)

  • ·undergo (【動】(研修や治療などを)受ける、経験する)





最後に

Part15までじっくり読んでくださり、本当にありがとうございます。 ここに書いた「構文150で英語人生が覚醒した」過程は、私がケンブリッジ英検C2(Proficiency)を取得して実際に体現してきた内容です。 ケンブリッジC2は英検1級よりもはるかに上位の資格であり、世界基準で通用する本物の英語力の証明です。

そんな講師に直接指導を受けられる機会は、なかなかありません。 もしこの自叙伝を読んで「自分も本気で変わりたい」と感じられたなら、個別の受講相談をお受けします。 あなたの現在の英語力や目標をお聞きしながら、最適な進め方をご一緒に考えます。


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著者プロフィール

英会話エスティーム英語コンサルタントの清水恭宏です。1999年より「一人一人に完全に合わせたオーダーメードレッスン」を提供してきました。現在は金沢市内教室での対面レッスンに加えて、ドイツ・ベルギー・シンガポールでインターナショナルスクールへ通う児童、そして帰国子女、ビジネスマン、医師、受験生、主婦の方まで幅広い層を指導しております。世界最高峰の英語資格であるケンブリッジ英検C2Proficiencyを取得しておりますので、CEFRA1からC1レベルの方まで幅広く指導できます。中学生で英検一級も輩出しており、指導力には絶対の自信を持っております。指導はIPA国際発音記号の徹底で「通じる英語」の基礎を築くことから開始します。初めて英会話レッスンを受講する方、他スクールで学んで成果を上げられなかった方是非私にご相談下さい。

▼ 学歴 ▼
立命館大学産業社会学部卒業。

▼ 海外経験 ▼
イギリス(2年)語学留学でケンブリッジ英検C2Proficiency取得。
Basingstoke市の知的障害者施設で1年働き、実践的コミュニケーション能力を身につけました。
ニュージーランド クライストチャーチ市の Achievement Institute of English の日本エージャントをつとめました。一番大好きな国で五回行きました。その他、スイス・ベルギー、オーストリア、香港、シンガポールを訪れたことあります。

▼ 英語指導・ビジネス経験 ▼
文科省英語教育開発指定校であった、金沢市南小立野小学校で非常勤講師を五年勤めました。中部英語教育学会で「日本人にあった発音指導」という題で発表しました。現在の日本インバウンド事業の草分け的存在である The Real Japan プロジェクトに翻訳者として参画しました。現在は英会話エスティームに専念しております。石川県社会人英語スピーチコンテスト県知事賞受賞歴あり。

▼ 趣味・好きなもの ▼
クラシックギターは20年以上弾いており、去年念願のコンサートデビューを果たすことができました。クラシック、ボサノバ、J-POP、ジャズなど幅広い音楽を演奏します。料理は好きですが、基本がなってないので全て創作です。ですが、味には自信があります(笑)
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生徒さんへメッセージ
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「英語が変わる、未来が変わる」が私の教育コンセプトです。受験生にとっては進学への未来が拡がり、ビジネスマンの方にとっては仕事の機会が拡大し、地元の方にとってはインバウンド観光事業での可能性が拡がります。英語を通じて受講生をポジティブな未来に導くお手伝いをしたいと心から願っております。そのため全身全霊でサポートしますので是非私にご相談下さい。


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