English Mastery Insights
英語習得への洞察・知見

受講相談はこちら

英語の構文150で覚醒した私の英語人生|自叙伝Part18

英語の構文150で覚醒した私の英語人生|自叙伝Part15

はじめまして。金沢市のオンライン英語教室「エスティーム」代表の清水です。高校生のみなさん、美誠社の『新英語の構文150』はお持ちでしょうか? また、社会人のみなさんも、多くの方がこの本にお世話になったことでしょう。

でも……きっと「つまらない」と感じたのではないでしょうか。
確かに素晴らしい名著ですが、いかんせん例文が無機質なのです。そこで、この『構文150』の有用性を証明するために、収録されている構文だけを使って、私自身のリアルな人生のエピソード(自叙伝)を綴ってみました。

実はこの自叙伝、単に楽しい読み物というだけではありません。世界最高峰の英語資格「ケンブリッジ英検C2 Proficiency」を持つ私自身が、現在の難関大学入試で求められるCEFR B2〜C1レベルの高度な語彙や、生きた文脈を読み解く力を自然に養えるよう、あえて手応えのある英語で執筆しています。

無機質だった構文に命が吹き込まれると、驚くほどスッと頭に入ってくるはずです。ぜひブログを読む感覚で、楽しくマスターしていきましょう!お楽しみに。

Story91 - Kotiの陽気な魅力と、日曜日の伝統

英語の構文 Second Edition からです。


構文75 過去分詞構文
Story 91




Koti’s Lively Charm and the Sunday Tradition




Modeled after a Venetian bacaro, Koti serves as a vibrant meeting point for locals, international tourists, and Japanese travelers, where everyone strikes up conversations as if they were old friends. As a habitual Sunday day-drinker, I always relish meeting people from all walks of life and chatting about just about anything—as long as it stays respectful.


Natsume-san, however, is a repeat offender who has been kicked out by the furious owner more times than I can count. Just the other day, I overheard him asking a female customer, “Do you have any kids?” He’s a typical Showa-era chauvinist from an age when the concept of sexual harassment didn't even exist. Yet, despite his antics, he remains a charming figure somehow beloved by the regulars.


Inspired by the spontaneity of its creative patrons, Koti also hosts a variety of cultural events, from rakugo performances and barbecues to live music. Yesterday, they held a Nagashi-somen event—a fun Japanese summer tradition where you catch chilled noodles sliding down a split bamboo flume with chopsticks. It was my first time experiencing it in over 20 years, all brought to life by two regulars who convinced the owner to make it happen. Koti’s boundless energy never fails to keep life interesting!






ヴェネツィアのバーカロ(立ち飲みバール)をモデルにしたKotiは、地元の常連客、外国人観光客、そして日本人旅行者が集まる活気あふれる出会いの場となっており、そこでは誰もがまるで古くからの友人であるかのように会話を始めます。日曜日の昼飲みに目が無い私にとって、あらゆる歩みを持った人々との出会いや、お互いに敬意を払い合っている限りどんなテーマであれ語り合う時間は、いつもたまらない楽しみなのです。


しかし、夏目さんは、カンカンに怒ったオーナーに何度追い出されたか数え切れないほどの「常習犯」です。つい先日のこと、彼が女性客に「お子さんはいるの?」と尋ねているのを偶然耳にしました。彼はセクハラという概念すら存在しなかった時代からやってきた、典型的な昭和の男尊女卑親父なのです。それでも、そんな彼の突飛な行動にもかかわらず、なぜか常連客たちから愛される魅力的な人物であり続けています。


クリエイティブな常連客たちの「その場のノリ」に刺激され、Kotiでは落語の寄席やバーベキュー、ライブミュージックまで、多様な文化イベントも開催されています。昨日行われたのは流しそうめんのイベントでした。削った竹の水路を滑り降りてくる冷えた麺を箸でキャッチする、日本の楽しい夏の風物詩です。私にとって20年ぶりの体験でしたが、これもすべて、オーナーを口説き落として実現させてくれた2人の常連客のおかげでした。Kotiの無限のエネルギーは、私たちの人生を退屈させることがありません!







🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


今回のエッセイの核となる、知的な表現を支える重要な構文ポイントを解説します。



【1. 構文75:過去分詞構文(文頭)】

·構造: [Modeled after a Venetian bacaro, Koti serves as...]

·解説: 接続詞と主語が省略され、過去分詞 Modeled から始まる「分詞構文」です。元々は As it is modeled after...(ヴェネツィアのバーカロをモデルにしているため、)という受動(受動態)の文でした。主句の主語である Koti と動詞(model)の関係が受動(「〜をモデルにされている」)となるため、過去分詞から始まります。

(※第3段落冒頭の Inspired by the spontaneity... も同様の受動を表す過去分詞構文です)



💡 その他の重要構文ポイント:

·仮定法過去(as if + 過去形): ...as if they were old friends. は、「まるで古くからの友人であるかのように」という意味。現在の事実に反する仮定を表すため、主語が they ですが過去形の were が使われています。

·継続用法の関係副詞(where): ...a vibrant meeting point [...], where everyone... は、先行詞(出会いの場)を説明し、「そしてその場所では誰もが…」と文をスムーズにつないでいます。

·同格のハイフンと関係副詞(where): ...a Nagashi-somen event—a fun Japanese summer tradition where you catch... では、ハイフンで「流しそうめん」の具体的な説明を同格として補足し、さらに where 以下の節で「どういう伝統か」を説明しています。





💡 まとめの一言: `過去分詞構文(V-ed...)` をマスターすると、「〜されて[理由・背景]、主語は…する」という描写を、主語を重複させずにスマートで洗練された一文にまとめることができます!







💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·model A after B (【熟】Bをモデル[手本]にしてAを作る ―― 受動態 A is modeled after B の形でよく使われる)

  • ·bacaro (【名】バーカロ ―― ヴェネツィア風のお手頃な立ち飲み居酒屋・バール)

  • ·vibrant (【形】活気のある、力強い ―― お店や街のエネルギーや活気を表現するのにぴったりな単語)

  • ·strike up a conversation (【熟】会話を始める、話しかける ―― カジュアルに会話を切り出す定番フレーズ)

  • ·relish -ing (【動】〜するのを大いに楽しむ ―― enjoy よりも強い「じっくり味わい楽しむ」という感覚)

  • ·all walks of life (【熟】あらゆる職業[立場]の人々 ―― 「あらゆる人生の歩み(walks)を経てきた人たち」の意)

  • ·repeat offender (【熟】常習犯、再犯者 ―― ここではユーモアを込めて「何度も同じ問題・事件を起こす人」)

  • ·Showa-era chauvinist (【熟】昭和の男尊女卑主義者 ―― いわゆる「昭和の頑固・男尊女卑的な発想を持つ親父」)

  • ·antic (【名】奇妙な行動、馬鹿げた振る舞い ―― 通常複数形 antics で使い、愛嬌のある愚行を指す)

  • ·spontaneity (【名】自発性、突発的なノリ ―― 計画性ではなく「その場のノリ・思いつき」で生まれる面白さ)

  • ·Nagashi-somen (【名】流しそうめん ―― 竹の樋(ひ)にそうめんを流して食べる日本の夏の風物詩)

  • ·flume (【名】水路、樋[ひ] ―― 水を流すための傾斜のある溝や竹筒)





Story92 - 日本における移民問題と文化的連帯

今回も英語の構文150 Second Edition からです。



構文82 regard A as B
Story 91





Immigration and Cultural Cohesion in Japan





“When in Rome, do as the Romans do.” This saying should resonate with anyone involved in the debate on how Japan should grapple with the pressing issue of immigration. It is my firm belief that foreign nationals wishing to live in Japan permanently should bear this saying in mind and wholeheartedly respect our modus vivendi.


For instance, due to religious beliefs, some cultures require burial rather than cremation when someone passes away, but this directly conflicts with our custom of cremation. Moreover, if certain cultures regard their religious laws as superior to Japanese law, it could lead to a spike in crime rates.


It is abundantly clear that the Japanese government has failed to adequately consider these latent cultural clashes when addressing immigration. Prioritizing the procurement of labor to fill shortages at the expense of social cohesion will have irreversible ramifications for Japanese society, as has been seen in Europe.







「郷に入っては郷に従え。」この格言は、日本が直面している移民という緊迫した課題にどのように取り組むべきかという議論に関わるすべての人にとって、心に響くはずである。日本への永住を希望する外国人は、この格言を心に留め、我々の生活様式を心から尊重すべきであるというのが、私の確固たる持論である。


たとえば、宗教上の信仰から、人が亡くなった際に火葬ではなく土葬を求める文化もあるが、これは火葬という我々の習慣と直接衝突する。さらに、もし特定の文化が自らの宗教法を日本の法律よりも優先されるべき(優れた)ものとみなすならば、犯罪率の急増につながる恐れがある。


日本政府が移民問題に対処する際、こうした潜在的な文化的衝突を十分に考慮できていないことは極めて明白である。欧州で見られるように、社会的結束を犠牲にして労働力の確保を優先することは、日本社会に不可逆的(取り返しのつかない)な影響を及ぼすことになるだろう。








🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


本テキストの核となる、構文82 regard A as B を含む文を**7文型(SVOA)**の視点から解説します。



【1. 構文82:SVOAとしての regard A as B】

·該当箇所: ...if certain cultures regard their religious laws as superior to Japanese law...




[S] certain cultures

[V] regard

[O] their religious laws

[A] as superior to Japanese law


·解説:

·[S] 主語: certain cultures(特定の文化)

·[V] 動詞: regard(〜とみなす)

·[O] 目的語: their religious laws(自分たちの宗教法)

·[A] 必須副詞語句: as superior to Japanese law(日本の法律より優れていると)



5文型では as... を無理やり補語(C)とするか修飾語(M)とするかで解釈が分かれますが、7文型(SVOA)では以下のように極めてシンプルに説明できます。


  • 必須性(A): regard + O だけでは文が不完全となり(*certain cultures regard their religious laws)、後ろの as... は文脈を完成させるため文法上絶対に不可欠な要素(Adverbial)です。

  • 意味的役割(O=C): 前置詞 as に続く superior to... は目的語の状態を説明しており、意味的には「目的語 = 補語」のイコール関係を形成しています。

  • superior to の構造: ラテン語由来の比較形容詞で、than ではなく to を用いて比較対象を示します。





💡 【解説コラム】5文型では見えてこない「SVA」と「SVOA」の正体

5文型では前置詞句をすべて「修飾語(M=無くても成立するもの)」と扱いますが、例えば She put the keys on the table. から on the table を消すと文が崩壊してしまいます。このように「消すと意味が通じなくなる必須の副詞語句」を A(Adverbial) として独立させたのが7文型です。

·SVA: He is in the kitchen.(in the kitchen がないと成立しない)

·SVOA: We regard foreign laws as superior.(as superior がないと成立しない)

7文型の視点を持つことで、「regard は目的語(O)の後ろに as B(A)をセットで置いて初めて意味が完結する動詞なんだな」と自然に理解できるようになります。






💡 まとめの一言: regard A as B を「SVOA」として捉えると、前置詞 as を伴いながらも「A = B」という強固なイコール関係を作り出す動詞のネットワーク(think of A as B, look upon A as B など)を一網打尽に整理できます!








💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·resonate with ~ (【自】〜の心に響く、〜に共鳴する ―― 意見や格言が人に深く納得される際の定番表現)

  • ·grapple with ~ (【熟】〜(難題・課題)に取り組む、〜と格闘する ―― 困難な問題に真剣に向き合うニュアンス)

  • ·modus vivendi (【名】生活様式、妥協点、共存の道 ―― ラテン語由来の知的でフォーマルな表現)

  • ·cremation (【名】火葬 ―― 対義語は burial[土葬・埋葬])

  • ·spike (【名/動】急増、スパイク ―― 短期間での鋭い増加・上昇を指す)

  • ·latent (【形】潜伏している、潜在的な ―― 表面化していないが水面下に存在する状態)

  • ·procurement (【名】調達、確保 ―― 労働力や資材などを計画的に手に入れること)

  • ·social cohesion (【熟】社会的結束、社会の連帯感 ―― 多文化共生や移民論で頻出する重要概念)

  • ·ramification (【名】(予期せぬ・深刻な)結果、波及効果 ―― 通常複数形 ramifications で用いられる)




Story93 - 生徒の人生を変え、未来を切り拓く

今回も英語の構文150 Second Edition からです。



構文99 Nothing +V+as+原級+as A, etc.
Story 93





Changing a Life, Shaping the Future





Nothing is more rewarding to me as an English teacher than making a meaningful difference in my students’ lives—a passion that continually drives my commitment to excellence.


Yumeno is a memorable case in point. Feeling stagnant in her junior high school environment, she decided to study abroad to broaden her horizons, fully supported by her parents. Recognizing her remarkable creativity and intellect, I wholeheartedly supported her ambition to seek a broader educational landscape. I guided her to pass the Eiken Pre-1st grade, enabling her to enter a U.S. high school directly without needing ESL courses.


During our final lesson, her words brought tears of joy to my eyes: “You have changed my life. I am so grateful for everything you’ve done for me.” To this day, Yumeno’s heartfelt words inspire me to strive for excellence and empower more students to shape their own futures.







英語教師としての私にとって、生徒たちの人生に大きな変化をもたらすこと以上にやりがいを感じることはありません。そしてそれこそが、私をさらなる高み(指導の追求)へと突き動かし続ける情熱の源なのです。


夢乃(ゆめの)さんは、まさにその象徴的な例です。中学校での生活に停滞感を感じていた彼女は、理解ある両親のサポートを受け、視野を広げるために留学を決意しました。彼女の際立った創造性と知性を感じ取った私は、より広い教育環境を求めたいという彼女の意欲を心から応援しました。私は彼女が英検準1級に合格できるよう指導し、その結果、彼女はESL(英語補講コース)を受講することなく、アメリカの高校へ直接進学することができたのです。


最後のレッスンの時、彼女の言葉に思わず嬉し涙がこぼれました。

「先生は私の人生を変えてくれました。教えていただいたすべてのことに、心から感謝しています。」


夢乃さんの温かく誠実な言葉は、今もなお私を更なる卓越性の追求へと駆り立て、より多くの生徒たちが自らの未来を切り拓いていけるよう導く原動力となっています。








🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス(SVCA視点)


本テキストの核となる最上級相当表現を含む文を、**8文型(SVCA)**の視点から解説します。



【1. 文頭の主要構文の分解】

·該当箇所: Nothing is more rewarding to me as an English teacher than making a meaningful difference in my students’ lives...







































要素 該当部分 解説
[S] Nothing 「何事も〜ない」(否定の主語)
[V] is 連結動詞(BE動詞)
[C] more rewarding 主語の状態を表す補語(比較級)
[A] to me as an English teacher 視点・対象を限定する必須副詞句(私にとって/英語教師として)
[A] than making a meaningful difference... 比較の基準(〜すること以上に)を示す必須の付加語




💡 【解説コラム】SVCA解釈のポイント

単なる SVC(Nothing is rewarding)では「何事もやりがいがない」で意味が切れてしまいます。比較級 more に引き寄せられる than...(比較基準)や、評価の軸を示す to me as...A(Adverbial:必須の付加語) として機能することで、文全体の意味構造が「A(生徒の人生に変化を与えること)以上に C(やりがいがあること)は、S(何一つ)ない」という強固な論理として完成します。


【2. 重要構文・文法ポイント】

  • 比較級を用いた最上級表現 (Nothing is more C than A): 直訳は「AよりCなものは何もない」、すなわち「AほどCなものはない(Aが最高だ)」という強い肯定を表します。原級を用いた Nothing is as C as A(構文99の基本形)と同等の構文構造です。

  • 同格のダッシュ (— a passion that...): 文末のダッシュ(—)は直前の主節全体(=生徒の人生に変化を与えることが最大のやりがいであること)を指し、「それこそが〜な情熱である」と同格で補足・強調しています。

  • 分詞構文 (Feeling... / Recognizing... / enabling...): 前半の2つは理由・背景を表して主語の心理状態をスムーズに接続し、末尾の ..., enabling her to enter... は結果(「〜し、その結果彼女が…できるようにした」)を表しています。







💡 まとめの一言: Nothing + V + 比較級 / 原級 + than / as A を「SVCA」として捉えると、否定の主語(S)と述語(VC)に対して「比較の基準となる A」が必須の付加語としてガッチリと噛み合い、最上級の意味を作り出す論理展開が一目瞭然になります!








💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·rewarding (【形】やりがいのある、報われる ―― 努力に対して精神的・実質的な満足感が得られる状態)

  • ·make a difference (【熟】変化をもたらす、好影響を与える ―― 人の人生や状況を良い方向へ変える定番フレーズ)

  • ·commitment to excellence (【熟】卓越性への追求・傾倒 ―― 妥協なく質の高さを目指し続ける姿勢)

  • ·case in point (【名/熟】絶好の例、ピッタリの事例 ―― 抽象的な主張を具体化する際に用いる表現)

  • ·stagnant (【形】停滞した、行き詰まった ―― 成長や動きがなく淀んでいる状態)

  • ·broaden one's horizons (【熟】視野を広げる ―― 見識や経験の幅を広げる際の決まり文句)

  • ·wholeheartedly (【副】心から、全霊で ―― 誠意や全力を尽くす様子)

  • ·ambition (【名】大志、強い意欲 ―― 目標に向かって進もうとする強い意志)

  • ·landscape (【名】(比喩的に)環境、展望、状況 ―― 元は風景の意だが教育・ビジネス領域で多用)

  • ·empower (【動】(人に)力を与える、自立させる ―― 生徒や他者が自力で未来を切り拓くのを支援すること)




Story 94 -良かれと思って」が奪う上達の機会




構文105 部分否定
Story 94





Misguided Kindness and the Path to Mastery





What propelled me toward English mastery in England was locals’ uncompromising attitude toward their beloved British English. They expected me to speak proper English—not American English—without showing any empathy for my struggle as an English learner. This is indeed what I would describe as “the imperial United Kingdom mentality.” In hindsight, if it had not been for their strict stance and high standards, my English would not have improved so significantly. I owe my current proficiency to that uncompromising environment.


In stark contrast to my experience, many of us in Japan tend to think that it is our obligation to welcome other nationalities in English—that English is a prerequisite for communication. Although this seems to be the proper mindset for welcoming inbound tourists hoping to have the time of their lives in Japan, we must not forget that others are here for a language-learning odyssey or to survive at work. Just as I experienced in England, we should perhaps interact with them in Japanese to help them master the language. Speaking English out of misguided kindness does not necessarily serve their best interests.







私がイギリスで英語の習得へと突き動かされたのは、地元の人々が彼らの愛してやまない「ブリティッシュ・イングリッシュ」に対して抱く、いささかも妥協のない姿勢でした。彼らは英語学習者としての私の苦労に一切配慮を見せることなく、アメリカ英語ではなく「正当な英語」を話すことを求めてきたのです。これこそまさに、私が「大英帝国のメンタリティ」と呼ぶにふさわしいものでした。今振り返れば、彼らの厳格な態度と高い基準がなかったならば、私の英語がこれほど大幅に上達することはなかったでしょう。今の私の語学力があるのは、あの妥協のない環境のおかげなのです。


私の体験とは対照的に、私たち日本の多くの人は、他国の人々を英語でおもてなしすること、つまり英語こそがコミュニケーションの前提条件であると考えがちです。これは、日本で人生最高の一時を楽しみたいと思っているインバウンド観光客を歓迎するマインドセットとしては適切に思えるかもしれません。しかし、語学学習という冒険の旅や、仕事で生き残るために日本に来ている人たちもいることを忘れてはなりません。私がイギリスで経験したように、彼らの言語習得を助けるため、私たちも日本語で接してみるべきなのかもしれません。「良かれと思って」英語を話すことが、必ずしも彼らのためになるとは限らないのです。








🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス


本テキストの核となる部分否定構文を含む文について、文法構造と論理展開を深掘りします。



【1. 文末の主要構文の分解】

·該当箇所: Speaking English out of misguided kindness does not necessarily serve their best interests.


































要素 該当部分 解説
[S] Speaking English out of misguided kindness 動名詞句「見当違いの親切心から英語を話すこと」(主語)
[修飾語] does not necessarily 部分否定を表す副詞句(必ずしも〜とは限らない)
[V] serve 他動詞(〜にかなう、〜の利益になる)
[O] their best interests 目的語(彼らの最大の利益・真の利益)




💡 【解説コラム】構文105 部分否定(not necessarily)解釈のポイント

完全否定(does not serve = 全く利益にならない)とは異なり、否定語 not が 副詞 necessarily(必ず)を限定的に否定することで、「〜というわけではない(役立つこともあるが、そうでない場合もある)」という絶妙なグラデーションと主張の柔軟性を生み出しています。


【2. 重要構文・文法ポイント】

  • 無生物主語構文 (What propelled me... was...): 主語に感情を持たない行動・事象(What節)を置き、動詞 propel(〜を駆り立てる)で人(me)を動かす構造。感情的にならず客観的に因果関係を述べる表現です。

  • 仮定法過去完了 (if it had not been for...): 過去の事実と反対の状況を仮定する表現。「もし〜がなかったならば、…しなかっただろう」という強い感謝・肯定の意味合いを含みます。

  • 他動詞句 (owe A to B): 「AをBに負っている(=AがあるのはBのおかげだ)」を表し、自分の成果(proficiency)の原因を環境(environment)へ結びつけています。

  • 同格の that 節と同格のダッシュ: 目的語の that 節に続き、ダッシュ(—)の後の that 節で「英語がコミュニケーションの前提条件である」という内容を同格として強調しています。







💡 まとめの一言: not necessarily などの部分否定は、自分の意見を押し付けすぎず「絶対とは限らない」という多角的な視点を提示するアカデミックライティングやエッセイに不可欠な知的な表現です!








💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·propel [prəˈpel] (【動】〜を(前方へ)推進する、駆り立てる)

  • ·uncompromising [ʌnˈkɑːmprəmaɪzɪŋ] (【形】妥協しない、断固とした、厳格な)

  • ·empathy [ˈempəθi] (【名】共感、思いやり、感情移入)

  • ·imperial [ɪmˈpɪəriəl] (【形】帝国の、威厳のある)

  • ·proficiency [prəˈfɪʃnsi] (【名】熟達、熟練、高い語学力)

  • ·prerequisite [priːˈrekwəzɪt] (【名】前提条件、必要条件)

  • ·odyssey [ˈɑːdəsi] (【名】長い冒険の旅、探求の道のり)

  • ·misguided [ˌmɪsˈɡaɪdɪd] (【形】間違った考えに基づく、見当違いの)

  • ·serve one's best interests (【熟】(人)の真の利益になる、〜のためになる)




Story 95 -Bリーグ人気とプロ野球の課題




構文78 find (make) it ….. to 不定詞
Story 95 Second Edition





Shift in Sports Passion: From Baseball to Basketball and the Need for NPB Reforms





Although I used to be an avid baseball fan supporting the Yakult Swallows since I was a child, I have come to appreciate basketball much more since the inauguration of Japan's professional basketball league, the B.League. The establishment of the Kanazawa Samuraiz ignited my fervor. Unlike a baseball game, which can potentially drag on for over three hours in scorching summer heat, a basketball game lasts about two hours—including timeouts and halftime—in a comfortable, air-conditioned arena. This predictable finish makes it easy to plan post-game activities, such as booking a dinner table. To boost its entertainment value, MLB made drastic efforts to shorten games by introducing a pitch clock and tie-breaker rules. It is high time NPB adopted similar measures so fans stay engaged and entertained. Otherwise, baseball’s popularity is bound to dwindle significantly, as more people would be glued to soccer and basketball if nothing were changed drastically.







子供の頃からヤクルトスワローズを応援する熱狂的な野球ファンだった私ですが、日本のプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」が開幕してからは、バスケットボールをより一層楽しめるようになりました。金沢サムライズの設立が、私の情熱に火をつけたのです。


真夏の猛暑の中で3時間以上もだらだらと長引く可能性のある野球の試合とは異なり、バスケットボールの試合はタイムアウトやハーフタイムを含めても、快適でエアコンの効いたアリーナで約2時間で終わります。この予測可能な試合終了時刻のおかげで、夕食のテーブルを予約するなど、試合後の予定を立てやすくなっています。


エンターテインメントとしての価値を高めるため、MLB(メジャーリーグ)はピッチクロックやタイブレーク制を導入することで、試合時間を短縮する抜本的な取り組みを行いました。ファンを引きつけ、楽しませ続けるために、NPB(日本プロ野球)も同様の措置を導入してもよい頃です。そうでなければ、何も劇的に変わらなければより多くの人々がサッカーやバスケットボールに釘付けになり、野球の人気は間違いなく大幅に衰退していくでしょう。








🔑 構造を見抜く「英語OS」:構文フォーカス(SVOC視点)


本テキストの核となる形式目的語構文を、SVOCの視点から解析・解説します。



【1. 主要構文の要素分解】

·該当箇所: This predictable finish makes it easy to plan post-game activities, such as booking a dinner table.







































要素 該当部分 解説
[S] This predictable finish 主語(この予測可能な試合終了時刻が)
[V] makes 動詞(〜にする)
[O] (形式) it 仮の目的語(意味を持たないプレースホルダー)
[C] easy 目的格補語(容易に / 簡単な状態に)
[O] (真) to plan post-game activities... 真目的語(試合後の活動の計画を立てること)




💡 【解説コラム】形式目的語 it の役割

英語では目的語の位置に長すぎる不定詞句(to plan post-game activities...)を直接置くのを嫌います。そのため、一旦仮の目的語 it を挟んで「Sが Oを Cにする」という骨組みを素早く確定させ、後から「本当の目的語の内容」を to 不定詞 で補足する論理構造を作ります。


【2. その他の重要構文・文法ポイント】

  • used to + 動詞の原形 「昔はよく〜したものだ」(過去の継続的な習慣・状態を表し、現在はそうではないことを示唆)。
    例: Although I used to be an avid baseball fan...

  • come to + 動詞の原形 「〜するようになる」(時間の経過に伴う状態の変化)。
    例: I have come to appreciate basketball much more...

  • It is high time + 過去形 「(とっくに)〜すべき時間・潮時だ」(仮定法過去を用い、「本来ならもう行われているべきだ」という焦燥感・促しを込める)。
    例: It is high time NPB adopted similar measures...

  • be bound to + 動詞の原形 「間違いなく〜する / 〜する運命にある」(強い確信や客観的な必然性を表す)。
    例: baseball’s popularity is bound to dwindle...







💡 まとめの一言: make / find / think / keep + it + 形容詞 + to 不定詞 の型を見つけたら、「it = あとから来る to 不定詞」と瞬時に脳内変換するのがスムーズなリーディングのコツです!








💎 重要語彙・コロケーション解説


  • ·avid (【形】熱狂的な、熱心な ―― スポーツや趣味に対して強い関心と熱意を持つ状態)

  • ·inauguration (【名】開幕、発足、就任 ―― 新しい組織・リーグ・時代などが正式に始まること)

  • ·ignite (【動】〜に火をつける、(感情・情熱などを)燃え上がらせる)

  • ·fervor (【名】熱意、情熱 ―― 感情が高ぶった熱心さ)

  • ·drag on (【熟】(会議や試合などが)ダラダラと長引く)

  • ·scorching (【形】焼けつくような、猛暑の ―― 極めて暑い天候を表す形容詞)

  • ·predictable (【形】予測可能な、予定通りの ―― 事前に展開や時間が読みやすい状態)

  • ·drastic (【形】抜本的な、思い切った ―― 変化や効果が劇的で強力なさま)

  • ·dwindle (【动】減少する、次第に衰退する ―― 数や勢力がじわじわと小さくなる様子)

  • ·be glued to ~ (【熟】〜に釘付けになる ―― 画面や試合から目が離せない状態)




最後に

Part18までじっくり読んでくださり、本当にありがとうございます。 ここに書いた「構文150で英語人生が覚醒した」過程は、私がケンブリッジ英検C2(Proficiency)を取得して実際に体現してきた内容です。 ケンブリッジC2は英検1級よりもはるかに上位の資格であり、世界基準で通用する本物の英語力の証明です。

そんな講師に直接指導を受けられる機会は、なかなかありません。 もしこの自叙伝を読んで「自分も本気で変わりたい」と感じられたなら、個別の受講相談をお受けします。 あなたの現在の英語力や目標をお聞きしながら、最適な進め方をご一緒に考えます。


当校受講生の体験記→



オンライン受講相談を申し込む



ホームに戻る




著者プロフィール

英会話エスティーム英語コンサルタントの清水恭宏です。1999年より「一人一人に完全に合わせたオーダーメードレッスン」を提供してきました。現在は金沢市内教室での対面レッスンに加えて、ドイツ・ベルギー・シンガポールでインターナショナルスクールへ通う児童、そして帰国子女、ビジネスマン、医師、受験生、主婦の方まで幅広い層を指導しております。世界最高峰の英語資格であるケンブリッジ英検C2Proficiencyを取得しておりますので、CEFRA1からC1レベルの方まで幅広く指導できます。中学生で英検一級も輩出しており、指導力には絶対の自信を持っております。指導はIPA国際発音記号の徹底で「通じる英語」の基礎を築くことから開始します。初めて英会話レッスンを受講する方、他スクールで学んで成果を上げられなかった方是非私にご相談下さい。

▼ 学歴 ▼
立命館大学産業社会学部卒業。

▼ 海外経験 ▼
イギリス(2年)語学留学でケンブリッジ英検C2Proficiency取得。
Basingstoke市の知的障害者施設で1年働き、実践的コミュニケーション能力を身につけました。
ニュージーランド クライストチャーチ市の Achievement Institute of English の日本エージャントをつとめました。一番大好きな国で五回行きました。その他、スイス・ベルギー、オーストリア、香港、シンガポールを訪れたことあります。

▼ 英語指導・ビジネス経験 ▼
文科省英語教育開発指定校であった、金沢市南小立野小学校で非常勤講師を五年勤めました。中部英語教育学会で「日本人にあった発音指導」という題で発表しました。現在の日本インバウンド事業の草分け的存在である The Real Japan プロジェクトに翻訳者として参画しました。現在は英会話エスティームに専念しております。石川県社会人英語スピーチコンテスト県知事賞受賞歴あり。

▼ 趣味・好きなもの ▼
クラシックギターは20年以上弾いており、去年念願のコンサートデビューを果たすことができました。クラシック、ボサノバ、J-POP、ジャズなど幅広い音楽を演奏します。料理は好きですが、基本がなってないので全て創作です。ですが、味には自信があります(笑)
━━━━━━━━━━━
生徒さんへメッセージ
━━━━━━━━━━━
「英語が変わる、未来が変わる」が私の教育コンセプトです。受験生にとっては進学への未来が拡がり、ビジネスマンの方にとっては仕事の機会が拡大し、地元の方にとってはインバウンド観光事業での可能性が拡がります。英語を通じて受講生をポジティブな未来に導くお手伝いをしたいと心から願っております。そのため全身全霊でサポートしますので是非私にご相談下さい。


当校受講生の体験記→



無料体験を申し込む



ホームに戻る




[addtoany]